PSIO(遊技産業不正対策情報機構)は遊技産業における不正排除を目的とする機構です。
すべての不正を一掃して、全国どこのホールでも、みなさまに安心して遊んでいただくために設立されました。 ほとんどのホールは健全に営業されていますが、残念ながら一部のホールが法令に違反することがあります。例えば、遊技機の不正改造や禁止されている遠隔操作によって、玉やメダルの出方を自在に操る等は、ホールの不正の代表的なケースです。また、ゴト師と言われる不正を行う者が、ホールに勝手に違法な部品を取り付け、自分に有利に遊技するなどの事例もあり、これも結果的には、何も知らずに座られた一般のお客様に不利になります。
しかも、機械のハイテク化が進み、パチンコ・パチスロ等の不正の方法は、年々、複雑化、巧妙化しています。もちろん警察が取り締まる一方、業界も健全化に総力をあげて取り組んでいますが、万全の体制というわけにはまいりません。そこで、ファンのみなさまにも協力していただいて、情報を広く集め、これらの不正を正し、お客様に安心して楽しんでいただける遊技環境を創るよう活動しています。
あらためて自己紹介を致します。
パチンコ、パチスロにまつわる不正と一口に言っても、ホール自体が関わる不正と、逆にホールに仕掛けられる不正などさまざまです。これらすべての不正に関する情報を集め、犯罪者を一掃して、フェアで明るい遊技環境を実現しようという願いのもとに、ホール、遊技機メーカー、遊技機販売会社、周辺機器メーカー等の業界団体が力を合わせて設立した機構がPSIOです。
機構の中心となる情報システムの運用は、2001年(平成13年)10月1日から正式にスタートしました。
運営には、関係団体で構成するPSIO協議会があたり、同協議会の下に置かれた不正対策室がシステム運用を担当しています。
PSIOを構成するのは下記の7団体(カッコ内は略称)です。
PSIOの情報システムは、ファンのみなさまと業界関係者の双方から不正の投稿を受ける通信網と、関係団体の間で情報を交換する通信網の2本建てで構成されています。不正情報等の投稿には、パソコン用と、携帯電話用のサイトが用意されています。
投稿された不正情報は、月ごとに整理して、関係都道府県の警察本部に提供しています。不正情報は、データベース化され、いつでも分析・検討できるよう蓄積されています。
(件数順10位まで)